"Hanss Acostics T-30SE / IKEDA IT-407 CR-1 Matrix トーンアーム Matrix AR-32" シェルリード線セットのセッティングについて等 

"Hanss Acostics T-30SE / IKEDA IT-407 CR-1 Matrix トーンアーム Matrix AR-32" シェルリード線セットのセッティングについて等 
最近入荷しました"Hanss Acoustics T30SE" / "Ikeda IT-407 CR-1 Matrix トーンアーム"及び"Matrix AR-32リード線"をセッティングしましたが、約1日かかってしまいました。
ついでに"Matrix UNV-2トーンアーム"も比較のためにセットしました。

"T-30SE"本体のRega用アームベースを取り外し"ローングアームIT-407CR-1"の特注ローングアームボード右側に取付け仮止めし、"Matrix UNV-2"を後方に取り付けました。
ターンテーブルをセンタースピンドルに注意して乗せます、この時ターンテーブルのセンターとセンターシャフトがこすれないよう注意してください。ガタがないように高精度加工になっておりますので要注意です。

※(ターンテーブルのスピンドルシャフトとベアーリングの接触の具合をシャフトホルダー(底の調整ネジ)で、今回はシャフトがベアーリングに軽くあたる程度に調整。ターンテーブルのセンターシャフトを軽く押しますとシャフトと中のベアーリングがコツコツと音がします。このコツコツ音がしなければシャフトがベアーリングにあたっていません。またターンテーブルを完全にフロートさせることもこの音で判断できます。)

あとはトーンアームのオーバーハング/高さ/ラテラルバランス/インサイドフォースキャンセラー/針圧調整等々非常にシビアな調整で、これ等にかなりの時間がかかりましたが、レコードの音の良し悪しはこれで決まります。音の定位感、左右のクロストーク、バランス、ビりツキ等々のチェックには、何度も繰り返しレコードを聴き、その都度調整することをお勧めいたします。
 
今回は久し振りにロングアームをセットしましたが、アナログレコードの音質、音楽をより良く再現するには、今更ですがその後のセッティング如何(各自のセッティング方法)に拠って左右されます。

今回使用したこの"Hanss Acoustics T-30SE / IKEDA IT-407 CR-1 Matrix トーンアーム / MATRIX AR-32 / Matri UNV-2"は、皆様がそれぞれに独自のセッティングを追求して(アナログレコード再生の)音の良さを楽しみながら創り上げていく、そんな製品システムとなっています。

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